2013年6月30日日曜日

ガクアジサイ Hydrangea macrophylla

家には3種類の紫陽花がある。そして、それらすべてのアジサイはピンク色である。少なくとも生まれた時からある普通のホンアジサイは青いのを見たことがある。また、母が近所のおばさんからに剪定枝を譲ってもらった手毬の八重は青かったらしい。でも、今年はすべてピンクなのだ。

中でも、ひときわ目立つのがガクアジサイだ。花こそは青色、雄しべかな水色。装飾花がピンク。これも、母が誰からから譲ってもらったものらしいがこちらは貰った時からピンクらしい。

次の写真は咲き始めの頃のものだが、装飾花が淡いピンク色で可愛らしい。青い花とのコントラストも良い。



  6月初旬頃。iPhoneで撮影日を確認しようと思ったが、アプリが必要みたい。


今はなんとも言えぬ、ドピンクのなのだ。結構な大株となり、畑の一番端にいるにもかかわらず、堂々としている。

ちなみに、葉はこんな感じ。ヤマアジサイかなぁなんて思っていたが、光沢もあり大きな花だ。また、6月から7月に咲くことから考えるとガクアジサイだと思っている。ちなみに、ガクアジサイのガクは額らしい。もし、品種名をご存知でしたら、こちらもご一報頂けたらと思う。



紫陽花の葉は水が滴っているのがよく似合うと思う。


前述のとおり、このガクアジサイはピンクだが、青くなるのか興味がある。土地が変われば、色も変わるかも知れない。自己満足という個人的な興味から、今、挿し木苗を作成している。家から約1km離れた耕作放棄地に植えてみようと策略している。来年、青い装飾花の開花が報告できたら幸いである。

今日の植物

Hydrangea macrophylla




2013年6月27日木曜日

謎の種 seed 0 (シードゼロ)



2011年7月半ば、私は日本には居なかった。日本よりずっと涼しい夏を過ごしていた。

1年半ぶりに両親と現地で再開し、世界文化遺産である小さな教会街に行った。タイトルの謎の種とは、たぶん、街のシンボルである教会の外れで咲いていた花の種である。(もちろん、了承は得た。)少しもらってきたものを冷蔵庫に保管していた。その種を今年の4月に撒き、一種類だけが芽を出したのである。2年ぶりに陽の目を見たのだ。

何故、謎なのか?

何故ならば、どんな花の種なのかほどんど記憶が無いからである。

断片的な記憶を信憑性の高い順から整理してみる。

1.少なくとも、50 cm−1 mぐらいの花である。
2.ヤロウかデルフィニュウムのような小花がたくさん付く花のような気がする。
3.色は白のような気がする。

信憑性をパーセンテージで表してみると上から順に50%、10%、5%。

低っ。

ならば、状況証拠を。

1.非常に細かい種子。
2.  春蒔きで発芽する。5月に蒔いたほうが4月に蒔いたものより発芽率が悪い。(低めの発芽温度。)
3.葉の形は細長く尖ったものと、先だけが鋭尖(えいせん?)型。
4 . 写真のように長いはと短い葉から構成される(写真参照)。
5 . 強い光に当たると、赤くなる。


ポットに直播きしたものを上から写真を撮った。

日陰に置いていたものは、緑色を保てたが徒長気味になった。よって、南側に柿の木が、西側は山があり、直射日光が遮られそうなになるところに植えてみた。採取地のことを考えると、耐寒性はあると思う(1年草やったらどうしよう)。夏を超えたら大バンザイ(夏に溶けるかも)。秋蒔きもする予定。

この謎の種を seed 0 (シードゼロ)と名付けたいと思う。何故、ゼロなのかは、次回、言及したい。変化がみられたら、謎の種シリーズとして、追って報告したいと思う。

もし、この芽を見たことあるぞとおっしゃる方はご一報頂けたらと思う。

2013年6月25日火曜日

ホタルブクロ 赤紫 Campanula punctata Lam

畑には野草のホタルブクロが大株に育っていた(過去形)。

3月頃、荒地を開墾して、ガーデニングを始めることを両親に伝えた時、母がホタルブクロあるよって教えてくれた。花の名前など、知らぬころの話だが、ベルみたいな形と大体場所は把握していたつもりである。インターネットを駆使した生活を日々送っているため、もちろん、例のごとくホタルブクロを検索し、だいたい5月ぐらいから花が咲き始めることが分かった。

畑は両親がメインで手入れしているため、真剣に見ていなかったが、ホタルブクロを株分けしてもらうために、それがあるだろう所は確認してたつもりである。一方、あちこちで開花速報が聞こえるが、うちではまだ。一体、いつ咲くのやらと思っていた。ふと振り向くと、林檎の木の後ろでひっそりと咲いていたのである。7部咲きどころか満開まっただ中だった。自分がホタルブクロと思って、話しかけていた植物は何とも無い雑草で、次の日には処分されていた。


咲いていた頃のホタルブクロ赤紫

それから、花が終わる迄しっかり見届けた。時期尚早にも関わらず、種ができてないがチェックもした(3回ぐらい)。種を集めて、他の場所取り巻きしてやろうなんぞ、おぼろげに考えていた。

そんなホタルブクロであるが、昨日、ブーンと半分ぐらいやられてしまった。草刈りである。慌ててストップしてもらいカットされたり引きぬかれたものを集めた。

で、今日は、挿し木をしておいた。1本でも付けばいいのだ。付いていた種の塊は、未成熟かも知れないが、残らずとって生えて欲しいところにそっと蒔いておいた。残りの半分には、まだ種が付いている。根っこも残っている。来年も大株に育って、またあの花を見せて欲しい。


今日の植物

Campanula punctata Lam

カンパニュラの仲間、比較的、耐暑性があり、大株になる。白花と海外で品種改良された青花 Campanula "Sarastro" もいずれはそれろえれたらいいなと思う。




2013年6月24日月曜日

リキマシア ファイヤークラッカーとサルビア リアラータ パープルボルケーノ Lysimachia ciliata 'Firecracker' and Salvia lyrata 'Purple Volcano'

リキマシア ファイヤークラッカーとサルビア リアラータ パープルボルケーノを育て始めて1ヶ月以上が経つ。同時期に同じ方から譲って頂いた。どちらも銅葉で目を引く存在であり、ガンガン増えるというオマケ付きである。

にも関わらず、私のガーデンでは特にリキマシア ファイヤークラッカーの成長が芳しく遅く、花芽らしきものを立ち上げ出してた。“リキマシア 育て方”で何度も検索をかけて、調べた。1mぐらい大きくなりますと言う触れ込みにもかかわらず、全くもってその傾向はない。夏に開花予定にもかかわらず、花芽を付けると言うことは、環境に合わず、種を残そうとしてるのではないかと考えた。花を付けたら種ができる、株が弱る。アホの一つ覚えのように、3回ぐらい摘心もした。ついには、念を唱えるように話しかけるようになった。ニックネームは力島、毎日水やりのたびに、「力島、頑張れ」って囁いた。が、だんだん、摘心しすぎるのも気の毒に思い、放ったらかしにするようになった。力島は、潜水艦が地上を探るかのように、花芽を伸ばしていった。

一方、サルビア リアラータ パープルボルケーノは順調良くすくすく育っていった。
が、先週から続く梅雨のせいで、パープルボルケーノが倒れた。支柱が必要と思い、念のためいつも通り、“パープルボルケーノ 支柱”で検索をかけたが、結果は皆無に近かった。おかしいなぁと思いつつ、初心に返り、“パープルボルケーノ 育て方” で調べた。

あっ。

お気づきの人がいらっしゃると思うが、うちのパープルボルケーノはリキマシア ファイヤークラッカーでリキマシア ファイヤークラッカーがパープルボルケーノだった。穴が空くぐらい調べたのに、今ごろになって気が付いた。誰も見てないのに、顔が赤くなっていくのが分かった。

今のところ、力島、つまり、パープルボルケーノは順調に育っているような気がする。リキマシア ファイヤークラッカーは倒れた後で、心配ではあるが黄色い花が咲いてくれることを祈るしかない。しかしながら、なんとも、ややこしいなぁ。

今日の植物

Lysimachia ciliata 'Firecracker'

Salvia lyrata 'Purple Volcano'

そのうち、写真を載せる予定。