2011年7月半ば、私は日本には居なかった。日本よりずっと涼しい夏を過ごしていた。
1年半ぶりに両親と現地で再開し、世界文化遺産である小さな教会街に行った。タイトルの謎の種とは、たぶん、街のシンボルである教会の外れで咲いていた花の種である。(もちろん、了承は得た。)少しもらってきたものを冷蔵庫に保管していた。その種を今年の4月に撒き、一種類だけが芽を出したのである。2年ぶりに陽の目を見たのだ。
何故、謎なのか?
何故ならば、どんな花の種なのかほどんど記憶が無いからである。
断片的な記憶を信憑性の高い順から整理してみる。
1.少なくとも、50 cm−1 mぐらいの花である。
2.ヤロウかデルフィニュウムのような小花がたくさん付く花のような気がする。
3.色は白のような気がする。
信憑性をパーセンテージで表してみると上から順に50%、10%、5%。
低っ。
ならば、状況証拠を。
1.非常に細かい種子。
2. 春蒔きで発芽する。5月に蒔いたほうが4月に蒔いたものより発芽率が悪い。(低めの発芽温度。)
3.葉の形は細長く尖ったものと、先だけが鋭尖(えいせん?)型。
4 . 写真のように長いはと短い葉から構成される(写真参照)。
5 . 強い光に当たると、赤くなる。
ポットに直播きしたものを上から写真を撮った。
日陰に置いていたものは、緑色を保てたが徒長気味になった。よって、南側に柿の木が、西側は山があり、直射日光が遮られそうなになるところに植えてみた。採取地のことを考えると、耐寒性はあると思う(1年草やったらどうしよう)。夏を超えたら大バンザイ(夏に溶けるかも)。秋蒔きもする予定。
この謎の種を seed 0 (シードゼロ)と名付けたいと思う。何故、ゼロなのかは、次回、言及したい。変化がみられたら、謎の種シリーズとして、追って報告したいと思う。
もし、この芽を見たことあるぞとおっしゃる方はご一報頂けたらと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿