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2015年3月10日火曜日

ヒドコートダブル系のヘレボラスが届いた。

後で見ると、自分でも引くくらい、前回、大興奮で書き綴り、衝動買いしたヒドコートダブル系のヘレボラスが日曜に到着した。大阪の南の方、ここより暖かいところからやってきたので、咲き進んた感じはしたが、それはお店の写真で了承済みである。箱を明けた瞬間、ひとつはとにかく可愛いの一言。もうひとつはあれっと予想をいい意味で裏切る結果になった。前者を#47、後者を#54呼ぶことにする。

#47はネットショップの写真では、くすんだ薄暗いピンクだったが、明るいけど、柔らかいピンク色をした花が付いていた。剣弁のダブルでネクタリーがある。萼弁(花弁)にはピコティとベインが見られる気がする。スポットは確認していないので、真剣に見てみたい。全体的に丸い形をしている。


#47 多分2番花なので、10㎝ぐらいの花が咲いていた。


選んだ要因の1つである、こちらを向いて咲いてくれるのは本当に可愛い。下の図は、咲き終った花や1本腐った花茎があったので、整理した後の全体図である。さっぱりしたが、少しさみしい感じがする。花が咲き終わると、段々、ピンク色が褪せて、緑色になる。


#47 茎が太い


1つ種房をふくらませている花を残しているが、1本傷んだ花茎があったので、種を採るのをやめようと思っている。株の充実を計って、花粉が残っていたら、他のに付けようと思う。

一方、#54がいい意味で裏切られたのは、花の色が、どちらかと言うと緑だったからである。ネットショップの写真では、#47同様、くすんたピンク色をしていて、同じような花が届くと思っていた。もちろん、この花は、ある程度先進んだもだとは思うが、新しい蕾もどちらかと言うと、ピンクが抑えられ、緑が前に出ている。ちょっと、渋目で、とてもうれしい。


#54 緑の花で、とてもおもしろい。


レッドサンに近い鉾型の萼弁(花弁)を持ち、ラッパのように咲く。ネットショップの写真ではネクタリーを見ることが出来なかったが、実際に見てみると、辛うじて一段あるような気がする。しかし、2番花で、遅いものの中には、無いもの(もしくは、時期が来て、落ちたのか)もあった。萼弁(花弁)には、#47ほど濃くはないが、写真のように薄いベインが見られる。

ひとつの花に種房ができていたので、稔性は今のところあると思う(種ができるかどうかは分からない)が、下の写真のように、雄しべが枯れかかっているものもあるので、要観察が必要だと思う。


#54 雄しべが茶色に枯れかかっている。


#54は、ヒドコートダブル系に見られると言われているように、全体的にガッチリとした感じがするし、花ももちろんこちらを向いてくれる。



#54 中心からずれて植えた?


これらの株は、下のラベルが付いていて、白い鉢に入っていた。鉢全体に根がしっかり回っていて、取り出すのに苦戦した。根をゆるめて、一回り大きい鉢にとりあえず、植えておいた。1ヶ月ほどして、根が回りそうだったら、大きめの鉢に鉢増しする予定である。


そのまま抜いたので汚い。


この兄弟苗は、まだ、ショップで残っている(2015年3月現在)。あんまり、何回もリンクを貼り付けるのはどうかと思うので、前回のリンクをたどって欲しいが、ヒドコートダブル系って、結構、面白く夢のある(癖もあるそうだが)品種なので、是非、購入して育ててみてはいかがだろうか。

2015年3月5日木曜日

上向きに咲くヘレボラスとヒドコートダブル その2

前回の続き。

八重咲きでネクタリーのあるヒドコートダブル系を庭にひとつ植えておけば、劣勢形質と言えども、セルフ交配なら、次世代(F1)で、異なる八重咲きのものと交配すれば、孫世代(F2)で、プロペラみたいな星形のものや、ゴッホのひまわりのような上向きのもの、要はちょっと変わったクリスマスローズが生まれてくるのでは無いかと、単純に考えた。先人の智恵によると、形が崩れることなど、ご苦労なさっているようだが、まぁ、趣味ですし、こぼれ種に期待していると言う、完全、他力本願でなので支障はない。

寝れない時があって、某オークションやらなんかを1つずつ丁寧に調べてみたら、ヒドコートダブル系をネットショップで発見することが出来てたので、そのうちの2つを購入してみた。一番花が終わって、種ができている様な株だったけど、何でも、挑戦である。(阿呆)。


上向きに咲くヘレボラスとヒドコートダブル その1

今年のヘレボラスが絶不調なのは前述済みだが、最近は皆さんがSNSやブログで写真をアップロードして下さっているので、それを見ながら楽しんでいる。

展覧会の延長線上で、某オークションを覗いていたら、色こそ普通の赤紫だが、ゴッホのひまわりのような形で、真上に向いたり、真横に向いたりするヘレボラスを発見した。

欲しいと思ってしまった(阿呆)。

オークションに参戦するも、最後の最後で、値段が釣り上がって来て、予算オーバー。ちょっと、釣り上げられている感じもしたので、競り合うのをあっさりやめた。

でも、諦めきれなかった。

近所の園芸店やホームセンターをのぞきに行ったが、まぁ、無かった。

気休めにクリスマスローズの上向きについてと調べてみると、いろいろあることが分かった。

1.中村交配 オリエンタリス ハイブリッド アネモネ咲き八重と言うものがそれに非常に近い存在であること。

2.この交配はヒドコートダブル (Helleborushybridus "Hidcote double")に由来すること。

オリジナルのヒドコートダブル は、イギリスのヒドコートマナーガーデンで見つかったギザギザの花弁(萼弁)を持つダブルのヘレボラスたそうだ。グレアム トーマス氏が発見したらしい。自然発生的に生まれたもので、ダブルの配列が大きくて、花弁(萼弁)の色が紫ががったピンクをしている。ダブルにもかかわらず、ネクタリー持っていることが特徴的である。この花弁(萼弁)とネクタリーの対比が、他のギザギザの花弁(萼弁)を持つダブル 'Günthrr Jürgl' や 'Snow Queen'と比較してややだらしない感じに見えるそうだ(ここの意訳+α)。

オリジナルは見たことがないが、ヒドコートダブルを改良している人は、プロ、アマ問わず、何人かいらっしゃっるようだ。以降、オリジナルと区別してヒドコートダブル系と記述する。

花郷園さんのオリジナルの実生選抜?であろう赤紫のレッドサンや、レッドサンと外見が近いであろう、ピンク、紫色。オリジナルと外見が異なるが、ダブルでネクタリーを持つ、白いものも販売されているのも見かけた。ヒドコートダブル系を交配に用いた種は、様々なところで販売されているし、オオギナーセリーさんのヒドコートダブルに関する情報は、面白く読ませて頂いた。

また、前述の中村交配に代表されるような、ヒドコートダブル系を交配に使用したものに加えて、昔ほどでは無いが育種家さんや農家さんがヒドコートダブル系を交配に使用されているようで、数は少ないが、市場に出ることもあるそうだ。

皆さん、口々におっしゃるのは、強健であること。花首がしっかりしているため、横や上に向いて咲く。一方で、姿、形が乱れることが多いそうだ。早咲き品種に属する。

噂の域を超えないが、ヒドコートダブル系はネクタリーを持つ八重だけあって、萼弁(花弁)の多弁化に貢献し、万重咲きを確立した一つではないかとも推測されている。

八重で、ネクタリーがある表現型は、劣勢遺伝で表に出にくいそうだ。

以上、私がインターネットを検索して、簡単にまとめた。抜け落ちている事があるならば、ご容赦してい頂きたい。

続く。