2024年5月2日木曜日

バラ ホワイトクリスマス

この時に買ったバラ、ホワイトクリスマスが一輪、咲いたそうです。庭で。え。しかも、香りはあんまりしないそうです。白いクリームっぽいと言っていたので、ホワイトクリスマスに違いないと思います。うちには、死にかけのマダムプランティエと母の日に送ったデスデモーナ、あとはノイバラしかありません。

荒れ地に植えたあなたはいったい誰?

2024年4月24日水曜日

白の百日紅

 家の玄関の横の庭には、ピンクの百日紅の木がある。もちの木とか、槙の木に囲まれていること、北向きの庭せいか、背が低いまま大きくならずグネグネしている。実は、この百日紅、父が父の実家からひと枝もらってきて、挿し木をして適当に植えたということは園芸を始めた頃に知った。

昔は市も緑化に努めていたので、私達の殺風景な通学路には花が咲き乱れていた。例えば、初春には乙女椿が咲き、春にはツツジ、夏には百日紅が咲いていた。当時は植物に興味なんてゼロだったので、知るよしもなかったが。園芸を始めた頃にたまたま、この通学路を自転車で通った時、白い百日紅咲いていた。百日紅が挿し木で増えると知っていたので、白花の枝を一本頂いて挿し木にしたら、見事に根付いた。

それがこの4年間のいつの間にか、荒れ地に植わっていた。種が付いていたので、ムクゲの花かしらと思って聞いてみたら、白花の百日紅よ。と聞いてハッとした。昔、挿し木したことをすっかり忘れていた。

機会があり、また、通学路を歩いてみたが、百日紅の木は一本残らず全て切り取られ、上から2度と生えないようにコンクリートで覆われていた。

街の中心で、満開の桜の木々を見た帰りだったので、満開の桜とコンクリートのギャップに、思わず空いた口が塞がらない、唖然とした気持ちになってしまった。

2024年4月23日火曜日

2024年4月 出来たことまとめ

  2024年4月に帰ってやったこと。

1. ブルーベリーの生存確認

こちら。

2. バラ

こちらこちら。

挿し木はできなかった。

3. クリスマスローズ

こちら。

4. 柑橘類

こちら。

5.春に帰った時にしかできない、サルビア関連の生存確認と株分け。

生きていた。レウカンサは笹の勢いが強いにも関わらず、いつも通り花をつけていたようだ。ラベンダーセージは野薔薇の勢いに負けそうだったが、生きていた。チェリーセージはいつも通り。うちには存在しないが、うち由来のサルビア・リターラ・パープルボルケーノ銅葉のサルビアが零れ種で、隣の土地からでていたので、次回、回収する予定。

6. 荒地の植物の生存確認と移植。2020年にもしたけど、覚えているだろうか。

何が何だか分からなくなっていた。ジャーマンアイリス、ドワーフコンフリー、レモンイエローのスイセン(枯れかけのブルーベリーの左下)、アジュガ(数が少ないが初めて植えたところから離れたところでも咲いていた。)キスゲとかノカンゾウ系かクロコスミア?りんごx2、いつも名前を忘れる日本の木のオーレア、誰かが植えた紅葉とかクチナシとか。柘榴、柿、梅。アナベルは消えていたが、日が燦々の場所にアジサイ。知らぬ間に百日紅。

7. アナベルと黒軸あじさいの挿木。(ただ好きなだけ。)

黒軸アジサイが行方不明。捜索せねば。挿し木はできなかった。アナベルの挿し木は裏庭でいくつか見つかった。

8. 鹿と猪が入らないように柵の手直し。

見て見ぬふりをした。

9. 種ができていたら、雪割草の種まき。葉が固まったら植え替えできるそうな。(ドキドキするわ。)

見て見ぬふりをした。種まきぐらいすれば良かったかな。

10. イチジクの挿し木と剪定?

完全に消えた。うまくできなかったので、切ったらしい。

11. 鹿沼土と無調整ピートモス、花の土、できたら軽石。購入。

ホームセンターすら行けなかった。

12. 睡蓮の植え替え(これれは絶対。忘れるところだった。)

適度に植え替えされていたので、見て見ぬふりをした。

13. 梅、内向きの枝を切る。時期外れなので、緩めで。

見て見ぬふりをした。

14. クレマチス名無し2の地植え。

クレマチス名無し2がどれやら分からず、諦める。ラベンダーセージの右隣に、クレマチスがひょっこり出ていたので、目印をした。あの子は誰?

15. 親戚の茶の木の枝をもらってきて、挿し木。

ねだって、許可を得たが、時間的に無理だった。

16. クリーピングタイムを親戚にねだる。

親戚の家では絨毯が綺麗にできていた。庭の半分を埋め尽くしそう。家にもまだあったので、ねだらなかった。でも、挿し木や株分をせず。

17. 姫睡蓮ヘルボラを買う。

オークションで買った。小さい鉢に植えて、水鉢に沈めておいた。

18. 冷蔵庫で眠っていた種を蒔く季節関係なく、荒れ地にバラバラ蒔きまくった。

なんか花咲くかしら。

中盤で体調を崩して、動けなくなったのが痛かった。コロナではない。鮮度の低いものを食べて、ただ、吐き気が止まらなくなっただけ。













2024年4月22日月曜日

クリスマスローズの作業まとめ

荒れ地の柘榴の木のそばに植えたクリスマスローズは順調に育っていた。色は褪せていたので分からないが白っぽい。花は小輪で細葉。一体誰由来なのか。昔、オークションで買った種由来なのかも。

昔、家にあるもので交配して種蒔きしてできた、似たようなのを地植えしようとしたが、これはこれで気に入っているそうなのでやめた。(綺麗そうな子がいたから、その子だけ取れば良かったかなと今になって思う。)

鉢植えの花が色褪せてきたので刈り取って少し肥料をやっておいた。グリーンカクテルがちょっと弱っている感じがしたのと、植えてから一度も植え替えていなかったので、ひと回り大きい鉢に植え替えておいた。

鉢植えの株元に零れ種で発芽していた幼苗をポットにあげた。10株は超えたと思う。昔の写真の方が丁寧にポット上げしていたなと遠い目。

2024年4月21日日曜日

バラの作業まとめ

地植えにでききるものは地植えにしたのは先週報告した。

この時、畑に植えた花かすみが太い大木に育っていたが、誘因をしていなかったために、カクテルに覆いかぶさり、カクテルは枯れたようだ。花かすみを剪定したり誘因はしておいた。村田さんの本は読んだ。

マダムプランティエはカミキリムシの幼虫に根っこを齧られ、よれよれの状態で発掘。小さい鉢に鉢上げした。生き返るといいけど。後日、葉が展開し始めていたので良かった。

荒れ地に植えた花かすみとゼフィリーヌ・ドルーアンは強烈な棘が発生していたので、消えたのかもしれない。マダムプランティエも明らかにトゲトゲで、青緑の葉の面影もなかった。

とりあえず、枝だけ全部切って、父に花が咲いたら写真を撮ってもらうことにした。

コーネリアはまだ生きていたし、新しい芽が出てたから大丈夫。油粕を撒いておいた。


2024年4月20日土曜日

ブルーベリーの作業まとめ

ラベルも出てきたので良く分かった、北から南にブライトウェル、ホームベル、オニール。

ブライトウェル、ホームベルは生きていて、ホームベルは順調そのもの。花が咲いて、葉っぱも展開していた。ブライトウェルは細いから弱っているのかなとも思ったが、花も葉も出るのが遅い様子だった。

オニールは挿し木苗だが、枝一本を残し枯れそうだった。親株も見かけなくなったから、枯れたのかしらと思う。

ブライトウェルとホームベルには油粕先にピートモスでマルチング。

オニールには、ピートモスをかけておいた。復活の兆しは薄いけど、生き返ったらラッキーと思うことにする。

帰り間際に、裏庭の鉢植えのティフブルーがまだ生きているのを発見した。裏庭にはこれしかなくなってしまったのかなぁ。

ホームベルはいくつか挿し木をした。ティフブルーは1つだけ挿し木をした。

ホームセンターにはこの度が行けなかったので、また次回涙。


2024年4月13日土曜日

バラを荒れ地に植えた。

 この時に買った往年のハイブリッドティがまだ6号鉢に入ったままだった。裏庭は日当たりが悪いので全然大きくなっていなくてひょろひょろ。新苗を地植えすることもあるようなので、植え付けることにした。

ジャーマンアイリスの隣にひとつ、ノカンゾウの隣にひとつ。

赤い花咲けばイングリットバークマン、白い花が咲けばホワイトクリスマス。

240501 追記、ホワイトクリスマスっぽいバラは庭で咲いたそうだ。

この時のつるバラのうち、2鉢もまだ6号鉢にはいったままだった。

花がすみ、カクテルは地植えしたし、アンクルウォルターは8号に植えかえていたから、つるブルームーンかゼフィリン・ドルーアンだと思う。

ひとつは東側、梅の木と木の間、もうひとつはサルビア・レウカンサの後ろに植えた。

追記 植えた時は気が付かなかったが、ラベルが土から出てきて、サルビア・レウカンサの後ろに植えたのはジュードオブスキュアのようだ。



2024年4月11日木曜日

柑橘類の剪定

 荒れ地のゆずはだいぶ大きいので、勢いのない枝は剪定しておいた。時間があれば、もっともっと透かしてやろうと思っている。

荒れ地には、もう一本比較的立派な柑橘類が定着したようで、このときのたまみかしらと思っている。それかたまみ以前に誰かが買った柑橘類だと思う。こちらはかなり美しい樹形で剪定できたと思う。根切りもした。

あとは生育の悪い種からシリーズがいくつかを一本杉にならぬように剪定。やっぱり耕して肥料が必要かな。と思っている。

両親が管理している畑にも種からシリーズがあって、こちらは2mを超える1本杉が3本ある。こちらのうち2本は1m半ぐらいで切断した。ノコギリ必須。一体何が出来るのやら。。。


2024年4月2日火曜日

マハネ

バラやクリスマスローズの育て方で有名な有島薫さんのブログのトップイメージが毎月変わるのが、今月はデルパール社のマハネというバラだそうだ。マハネはみなさんもご存じ強健、強香の同じデルパール社のバラ、ナエマの枝変わりだそうな。

自分が昔持っていた、ウインチェスターカシードラルもデイヴィッドオースチン社のメアリーローズの枝変わりなので、同じような血が流れているのかしらと思い調べてみた。

結論を言うと、ナエマにはメアリーローズと同じイングリッシュローズのbath of wifeの血が流れているようだ。

ナエマの親はイングリッシュローズのヘリテージで、ヘリテージにbath of wifeの血が入っている。Seedling x (Iceberg x Wife of Bath).

メアリーローズはWife of Bath × The Miller.







2024年4月1日月曜日

2024年4月 やりたいことリスト

 2020年1月以来かな、2024年4月前半に帰れそうなので、箇条書きでやりたいことリストを作る。エイプリルフールではない。

1. ブルーベリーの生存確認

ブルーベリーは毎年少しは収穫できているみたい。それは荒れ地のものか、庭の植木鉢のものかは分からない。

ワクワクしすぎてYouTubeのイシヅキさんのチャンネルに出てくる石黒さんによるブルーベリーの育て方、挿し木の仕方はほとんど見た。

油粕先にピートモス。

4年前挿し木した、ホームベルは生きているのか。今年はティフブルーの挿し木にも力を入れるべきだと2020年に書いてあったのでそれを実行する。

そして、ホームセンターでの(くたびれたものも含む)苗探しも忘れませんように。サザンハイブリッドのオニールが生きていたら、同じサザンハイブリットのサンシャインブルーをもう一度探して買う。

2. バラ

芽も動き出しているし、絶対に適当になると思うけど軽い剪定と誘引。やれる時にやるしかない。村田さんのつるバラ本を読む(また?)。肥料もしっかりやろうと思う。地植えにでききるものは地植えにする。マダムプランティエとカクテルが消えたかもと言っていたので、特に生存確認を。元気な枝は、なんでも挿し木する。

3. クリスマスローズ

荒地の柘榴の木のそばに植えたクリスマスローズの生存確認する。順調に育っていたら、昔、種蒔きしてできて似たようなのを地植えする。地植えの花がまだ咲いていたら、綺麗な花のいろんな花粉を付けまくる。零れ種→自然に新しい花ができるみたいなサイクルを作る(要は適当)。

鉢に植わっているクリスマスローズは洗練された花なので、零れ種で発芽してないか株元を調べる。発芽していたら、ひと株ずつ、ポット移植して大切に育てる。

4. 柑橘類

ゆずはバンバン剪定して枝透かしをする。根切りも頑張る。レモンは挿木する。

5.春に帰った時にしかできない、サルビア関連の生存確認と株分け。

6. 荒地の植物の生存確認と移植。2020年にもしたけど、覚えているだろうか。

7. アナベルと黒軸あじさいの挿木。(ただ好きなだけ。)

8. 鹿と猪が入らないように柵の手直し。

9. 種ができていたら、雪割草の種まき。葉が固まったら植え替えできるそうな。(ドキドキするわ。)

10. イチジクの挿し木と剪定?

11. 鹿沼土と無調整ピートモス、花の土、できたら軽石。購入。

12. 睡蓮の植え替え(これれは絶対。忘れるところだった。)

13. 梅、内向きの枝を切る。時期外れなので、緩めで。

14. クレマチス名無し2の地植え。

15. 親戚の茶の木の枝をもらってきて、挿し木。

16. クリーピングタイムを親戚にねだる。

17. 姫睡蓮ヘルボラを買う。

ざっと思いつくことこんな感じ。こんなに書いて、結局どれもできずじまいで終わるかも。どれくらい達成できるだろうか、乞うご期待。

















2024年3月31日日曜日

シュウ酸

ブルーベリーを育てる時には、酸性土壌にして育てましょう。よって、一般家庭ではピートモスや鹿沼土を使うことが推奨されている。身近に酸性のものがないか考えてみたところ、レモン、ゆずなどの柑橘類、酢、イタドリ、スイバ、ギシギシに代表される蓼科の植物が浮かんだ。

中でも、イタドリ、スイバ、ギシギシは嫌われ者。経験があるが、とにかく根が深く駆除がしにくい。彼の国では、社会問題化するぐらい忌むべき植物として扱われている。春の山菜として食されることもあるようだが、酸っぱくえぐみもありさほど美味しいものでもない。それはシュウ酸のせいだ。

シュウ酸は弱酸に分類され、水溶液中でカルボキシ基が電離して、2価の酸として働くことが知られている。余談だが、昔々、化学実験で、還元剤としてシュウ酸に酸化剤の過マンガン酸カリウムを滴定して、ある一定量加えると赤色が消える実験をしたことをいろいろ調べていて思い出した。

シュウ酸が多く含まれるイタドリ、スイバ、ギシギシに代表される蓼科の植物を刈り取って、ブルーベリーのかぶもとにおいておけば、ブルーベリー生育にいいのではと思った次第。

シュウ酸の問題点もある。山形大学の宮城 敦子准教授のグループでは、お米の中でシュウ酸できる仕組みを明らかにし、いかにシュウ酸を減らす努力をして、より美味しいお米を作ることにつなげる研究をされているそうだ。よって、シュウ酸与え続ければ、もしかするとブルーベリーの味に影響が出るのかもしれない。

味が悪ければ、やめればいいし、紫陽花の青色化の助けになればいいんじゃないだろうかとふと思った。