3月頃、荒地を開墾して、ガーデニングを始めることを両親に伝えた時、母がホタルブクロあるよって教えてくれた。花の名前など、知らぬころの話だが、ベルみたいな形と大体場所は把握していたつもりである。インターネットを駆使した生活を日々送っているため、もちろん、例のごとくホタルブクロを検索し、だいたい5月ぐらいから花が咲き始めることが分かった。
畑は両親がメインで手入れしているため、真剣に見ていなかったが、ホタルブクロを株分けしてもらうために、それがあるだろう所は確認してたつもりである。一方、あちこちで開花速報が聞こえるが、うちではまだ。一体、いつ咲くのやらと思っていた。ふと振り向くと、林檎の木の後ろでひっそりと咲いていたのである。7部咲きどころか満開まっただ中だった。自分がホタルブクロと思って、話しかけていた植物は何とも無い雑草で、次の日には処分されていた。
咲いていた頃のホタルブクロ赤紫
それから、花が終わる迄しっかり見届けた。時期尚早にも関わらず、種ができてないがチェックもした(3回ぐらい)。種を集めて、他の場所取り巻きしてやろうなんぞ、おぼろげに考えていた。
そんなホタルブクロであるが、昨日、ブーンと半分ぐらいやられてしまった。草刈りである。慌ててストップしてもらいカットされたり引きぬかれたものを集めた。
で、今日は、挿し木をしておいた。1本でも付けばいいのだ。付いていた種の塊は、未成熟かも知れないが、残らずとって生えて欲しいところにそっと蒔いておいた。残りの半分には、まだ種が付いている。根っこも残っている。来年も大株に育って、またあの花を見せて欲しい。
今日の植物
Campanula punctata Lam
カンパニュラの仲間、比較的、耐暑性があり、大株になる。白花と海外で品種改良された青花 Campanula "Sarastro" もいずれはそれろえれたらいいなと思う。
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