2013年7月24日水曜日

力島の真実

うちの力島、つまり、Salvia lyrata 'Purple Volcano'の花が咲かない。あれだけ、摘心しまくって花芽もたくさん増やした?(詳細はこちら。)にも関わらず、花が咲かない。

ガクは確認できるから、ちょっと、触ってみたら種はできていた。しかたがないので、種を採り蒔きしておいた。

誰の仕業?

実際に、普通のよく見かける赤い色のサルビアSalvia splendesの紫と白を植えているが、白い方ばっかり虫か鳥に花芽をちぎられて、花軸だけになってしまう。だから、Salvia lyrata 'Purple Volcano'も自分が見ぬ間に持っていかれているんだろうなと考えていた。

やっぱり気になって、お気に入りのウエブサイトである、Yoji's Saliva Gardenのサルビア図鑑を覗いてみた。大きくなるまで、閉鎖花を作るらしい。そして、こぼれ種で雑草のように増えるみたい。花は来年まで、乞うご期待ってことか。閉鎖花はスミレの専売特許だと思っていました。

正式な学名はSalvia lyrata 'Purple Volcano'ではなく、Salvia lyrata 'Purple knockout'が正解なのかもしれません。


ちなみに、サルビア好きは絶対に見たことある、このウエブサイト。

Yoji's Saliva Garden

Yojiさんが膨大な種類のサルビアを自宅の庭で1つずつ育てられて、図鑑にしておられます。ホームセンターで売っているものから、世界のコレクターから譲渡されたものまで。見応えがあって、情報量が多いのでブックマークしています。Yojiさんありがとうございました。


参考にしたウエブサイト

http://homepage2.nifty.com/~yoji/salvias/lyrata.html

今日の植物

Salvia lyrata 'Purple knockout'








2013年7月15日月曜日

クロコスミア Crocosmia x crocosmiiflora

"畑の隅にあるのたくさんあるから持って行っていいよ。"

今年の4月、こんな母親の言葉からこの花はスタートしました。例のごとく、 周りを巻き添いにして得た情報は夏に咲く赤い花。畑の片隅で大きな集団を作っており、塊を潰すのは悪いなぁと思って、端のほうから約20個ぐらいの球根をもらいました。この時すでのに若葉が芽生えていて、20−30cmぐらいでした。

植えてみたが、しばらく、うんともすんとも言わず、でも、葉が黄変してくるし、若葉が出てから、移動させたので、今年は花は無理かなぁって思っていました。

6月末ぐらいから、花芽が上がってきました。色々検索してみると、クロコスミアまたの名をモントブレチアとも言うらしいことが分かりました。ヒメオウギズイセンとも呼ばれ、爆発的に増えるみたいですね。ヤサシイエンゲイのウエブサイトによると、佐賀県では佐賀県では『佐賀県環境の保全と創造に関する条例』により栽培や持ち込みが禁止されているみたいですが、しっかり管理すればいいんじゃないかと思います。耕作放棄され、野生化するようになるから問題に生るんだろうな。



道なりから見えるところに植えてみました。写真のテクニックを上げたい。

で、7月、ようやく満開になりました。爆発的に増えようが、花の少ない夏にはとってもありがたい存在だと思います。赤に近いオレンジ色で暑苦しいかと思いましたが、花のつき方や風に揺れる感じを見てると私はいいなぁと思っています。支柱なしで、自立してくれるのは非常にありがたい。割と大型化するので数多く植えると見栄えがします。手前の開いたスペースに小さいサイズの青や紫のサルビアを並べるといいだろうなって、今は画策しています。

一方で、これの貰った元の畑では、ほとんど、咲きませんでした。球根が混みいってしまったのが原因だと思います。来年の春に、大改造やってみようと思います。花が終わった後に植え替えできるのかなぁ。ダイナミックでボーダーガーデンにもいいかなぁ。


今日の植物


Crocosmia x crocosmiiflora 


2013年7月4日木曜日

ジャノメソウ Coreopsis tinctoria

家の前にある叔父の休耕田で畑をしていた。ありがたいことにモグラが頻繁に出入りするようになったため、追い出しも兼て、今年は田圃にすることにした。

休耕田の一角は花のエリアになっていて、叔母が主に育てていた。叔母は年季の入ったガーデンナー(昔で言う花好きおばさん)で、私が生まれた時にはすでに、小学校や幼稚園の庭をボランティアで管理しているような人だった。今春は、水仙の膨大なコレクションから始まって、紫色の大根花やポピー等のこぼれ種で増えるような一年草の間からジャーマンアイリスが咲き出していた。帰化植物のナガミヒナゲシとかも育っていて、別にビックリするような特別な花はないが、今でいうメドーガーデンのような感じであった。

畑から田圃にするに当たり、これら全てを移植することになったのだが、畑の端で大量に芽吹き出していたのが、今、満開のジャノメソウである。ジャノメソウと私は呼んでいるが、ハルシャギクの方が良く知られているのではないかと思う。



一応、ボーダー?、2箇所に植えた。手前は写真を撮るために草を綺麗に取り除いた。

貰った時には、花の名も分からず、叔母の代わりに最近、管理を始めた従姉妹に情報を求めた。頭を抱えつつも、コスモスみたいな花で色は赤紫色、大きく育つという情報を得たので、写真右奥に植えてみた。数日経過して、移植に負けることなく、ご機嫌よく育っていたので、紫のサルビア(写真中央)の後方に追加で大量に植えた。

咲いてみたら、黄色い花で、花の色が若干違い惜しかったが、叔母の娘だけあるなぁと思った。正確な名前は植物系のSNSで教わった。

従姉妹の言う通り、Coreopsisなので、コスモスの仲間であるが、梅雨の合間ぐらいから咲き出す。背は大きくなるが、倒れやすいので支柱等や囲いが必要かと思う。まぁ、倒れてゆらゆらしているのも好きなので写真奥はそのままにしている。


今日の植物

Coreopsis tinctoria

1年草。こぼれ種でよく増える。雑草化しているところもあるらしい。