後で見ると、自分でも引くくらい、前回、大興奮で書き綴り、衝動買いしたヒドコートダブル系のヘレボラスが日曜に到着した。大阪の南の方、ここより暖かいところからやってきたので、咲き進んた感じはしたが、それはお店の写真で了承済みである。箱を明けた瞬間、ひとつはとにかく可愛いの一言。もうひとつはあれっと予想をいい意味で裏切る結果になった。前者を#47、後者を#54呼ぶことにする。
#47はネットショップの写真では、くすんだ薄暗いピンクだったが、明るいけど、柔らかいピンク色をした花が付いていた。剣弁のダブルでネクタリーがある。萼弁(花弁)にはピコティとベインが見られる気がする。スポットは確認していないので、真剣に見てみたい。全体的に丸い形をしている。
#47 多分2番花なので、10㎝ぐらいの花が咲いていた。 |
選んだ要因の1つである、こちらを向いて咲いてくれるのは本当に可愛い。下の図は、咲き終った花や1本腐った花茎があったので、整理した後の全体図である。さっぱりしたが、少しさみしい感じがする。花が咲き終わると、段々、ピンク色が褪せて、緑色になる。
#47 茎が太い |
1つ種房をふくらませている花を残しているが、1本傷んだ花茎があったので、種を採るのをやめようと思っている。株の充実を計って、花粉が残っていたら、他のに付けようと思う。
一方、#54がいい意味で裏切られたのは、花の色が、どちらかと言うと緑だったからである。ネットショップの写真では、#47同様、くすんたピンク色をしていて、同じような花が届くと思っていた。もちろん、この花は、ある程度先進んだもだとは思うが、新しい蕾もどちらかと言うと、ピンクが抑えられ、緑が前に出ている。ちょっと、渋目で、とてもうれしい。
#54 緑の花で、とてもおもしろい。 |
レッドサンに近い鉾型の萼弁(花弁)を持ち、ラッパのように咲く。ネットショップの写真ではネクタリーを見ることが出来なかったが、実際に見てみると、辛うじて一段あるような気がする。しかし、2番花で、遅いものの中には、無いもの(もしくは、時期が来て、落ちたのか)もあった。萼弁(花弁)には、#47ほど濃くはないが、写真のように薄いベインが見られる。
ひとつの花に種房ができていたので、稔性は今のところあると思う(種ができるかどうかは分からない)が、下の写真のように、雄しべが枯れかかっているものもあるので、要観察が必要だと思う。
#54 雄しべが茶色に枯れかかっている。 |
#54は、ヒドコートダブル系に見られると言われているように、全体的にガッチリとした感じがするし、花ももちろんこちらを向いてくれる。
#54 中心からずれて植えた? |
これらの株は、下のラベルが付いていて、白い鉢に入っていた。鉢全体に根がしっかり回っていて、取り出すのに苦戦した。根をゆるめて、一回り大きい鉢にとりあえず、植えておいた。1ヶ月ほどして、根が回りそうだったら、大きめの鉢に鉢増しする予定である。
そのまま抜いたので汚い。 |
この兄弟苗は、まだ、ショップで残っている(2015年3月現在)。あんまり、何回もリンクを貼り付けるのはどうかと思うので、前回のリンクをたどって欲しいが、ヒドコートダブル系って、結構、面白く夢のある(癖もあるそうだが)品種なので、是非、購入して育ててみてはいかがだろうか。
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