2014年9月17日水曜日

コンペティターと私

追記することでもないが、印象に残ったので、書き留めておく。

果物苗木の処分品に群がる人はいたが、殆どの人はチラリと見て、買わなかった。
しかしながら、本気のコンペティターは私の他に、もう1人いた。

私が狙っていたのはバレンシアオレンジだったが、唯一、取りにくい位置にあったのと、コンペティターを含め人が増えてきたので、一度退いて、バラのところに行った(オールドローズや名花の新苗が夏の暑さで葉を落とし、ヨレヨレだったので、お求めやすい価格になっていた。誘惑に負けて、手が伸びそうになったが、柑橘類を買うので、今回は諦めた)。

人が少なくなったので、再度、行ってみると、コンペティターは仲間を引き連れていた。私が商品を選ぼうとするとコンペティターは、通せん坊をするかのように、商品の前に陣取った。そして、商品の裏に仲間が立って、目の前でバレンシアオレンジを釣り上げて持っていった。

声こそ出してないが、多分、'あっ、してやられた。'という落胆した時にする顔を私はしたと思う。

無くなったのは仕方がない。

もう帰ろうかと思ったが、私も負けじと、コンペティターの隙を見て、商品を手に取り選んだ。見つけたのがブラッドオレンジとあまかである。金柑は先に決めていた。

先に、コンペティターは購入して去っていった。

私は、3つの苗を抱えて、もう一周りした。(ブドウのマスカットベリーAが視界に入ってきたが。こちらも今回は我慢した。次回は。。。)

私も会計をし、店を出た。

ぱっと、左側を見たら、10分以上も前に去ったはずのコンペティターがいた。
そして、コンペティターはこちらを見てにっこり微笑んだ。

驚いて、ぎゃーと声を上げそうになった。

0 件のコメント:

コメントを投稿