ティーローズの入り口となったバラの1つは、パークス イエロー ティー センティッド チャイナ。中国からヨーロッパに輸出された4つのバラの1つらしいが、唯一、一季咲きのバラにもかかわらず採用されたのは、茶に似た香りによるものだと想像する。
サフラノは、待望のティーの香りを持つバラだと伺える。交配親はパークス イエロー ティー センティッド チャイナを母に持ち、Desprez (デッペと聞こえるが、フランス語は複雑。)を父に持つ。
Desprez は母ブラッシュノアゼットと父パークス イエロー ティー センティッド チャイナを持つバラで、ブリーダーの名前であるJean Desprez氏に由来する。
Desprez にパークス イエロー ティー センティッド チャイナを戻し交配したのが、サフラノである。
ここから、想像と妄想になるが、きっと、Jean Desprez氏は黄色がかったバラを作ろうと思っていたのではないだろうか。そして、サフラノのブリーダーである、Beauregard氏はパリのアマチュアブリーダーだったが、ティーの香りに惚れ込んでいたのではないかと想像する。
前置きが長くなったが、そんなサフラノを買った。ティーの香りに憧れて買ってきた。
石原園芸さんの新苗だ。
色々調べてみたのは、ラベルにつるサフラノと書いてあったからだ。ティー系だと思い、ブッシュな感じを想像したが、親や祖父母をみれば、つるバラ同然だと納得がいく。1m前後と姫野さんや他でも書いてあるが、家は温暖地だから、もうちょっと伸びるだろうと予想する。だから、つるバラなんだろうな。
赤い軸(茎)が素敵だなぁと思う。花はうなだれるようだ。
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