2013年12月18日水曜日

Horror.

7枚葉や9枚葉が有るということは、HTやFのようなモダンローズではなく、原種、ORやCLなのか。

それを強剪定したら、もれなく、来年のバラのハイシーズンは咲きませんって約束されたものなのか。

そして、今年の9月、10月に咲かなかったのは、世話不足というわけではなく、一季咲きと言うことなのではないか。

比較的、温かい(と言えども、5℃は切るようになってきたが。)ここでは、まず、12月に、黒星病やうどんこ病に蝕まれた葉を落としてしまい、休眠に入ってもらう。本格的な剪定は、1月中旬から2月上旬が妥当らしい。

つるバラと木立性の違いが何となく分かるが、半つる性とはつるバラと木立性の間みたいなのか。

では、恥を偲んで、ホラーの写真を見せたいと思います。
テリトリー外のバラ(こちらを参照。)を嬉しそうに剪定した後の顛末です。

バラその2 剪定前

バラその2 剪定後  

ぎゃーーーーー。

どうも、一季咲きのOR他っぽい。一気に超強剪定。弁解として、左の長いのは、良い芽が出てきたら、短く切る予定です。


バラその3 剪定前



バラその3 剪定後


こちらは、1m以上あった、唯一のベーサルシュートをパッツリ切りました。ベーサルと言うより、挿し木がそのまま伸びた?秋に餌付けをしたら、下から葉が出て来ました。まだ、取り除いていません。株は貧相ですが、こちらはまぁまぁと思っています。こちらも、7枚葉、多数。OR他っぽい。木立性だから良さそうか。

無知って、潔いと思って頂けらたら幸いです。


2013年12月14日土曜日

何にでも物語が有ると思う。 その2


その1はこちら。

残念ながら、カクテルは手に入れることはできなかった。縁がなかったのだろう。

ところで、カクテルに似ているバラも売っていた。

連弾。

とにかく、2-3苗売れ残り、人気が無かった。最後の居残り組。

日本人が作出したバラである。と言うところまで、調べたので、もうちょっと、ちゃんと調べてみた。

フロリバンダ系 連弾 Rendan
Floribunda Rose Rendan

1987年 京成バラの鈴木省三氏によって作出されたバラである。
四季咲き。
花の色は赤色で中心は白い。 
花の形は一重で、4−8枚の花弁からなる。
樹形は半横張り性。
香りは微香。

??? つるバラじゃないみたい。誘引をしなくてもいいし、楽だなぁと思ったので、買って見ることにしました。

日本人が作ったバラだと言うことで、和風な感じに見ようと思えば、見える。もっと妄想すれば、高下駄を履いた、厳格な頑固な親父が、古い屋敷の前の庭で着物着て、バラを剪定したりする。立派な庭の中にある、バラとか。

まぁ、いいや。とにかく、買いに行った。

連弾を買った時に、1番、最後に残っていた、ラベルなしの四季咲き大輪バラも連れて帰りました。どうせ売れ残るならという、またもや無駄な正義感が発動。良く言えば、チャレンジ精神である。大輪大輪と言われるが、どれぐらいでかいのかも気にはなっている。

ラベルなし四季咲き大輪バラ

ハイブリットティー系。HTと表記される。葉が照り葉で、しっかりした感じ。健強だといいなぁ。

それにしても、連弾は何故、売れ残るのだろうか?

1つ目、供給過剰である。
自転車に乗って、近所に散策に行ったりするが、あらゆる家から、この連弾が顔を出していた。(余談だが、門構えの上から顔を出しているバラが多い。やっぱり、短く剪定するのは、躊躇している様子が伺える。)

2つ目、一重で地味である。
空前のイングリッシュローズブーム。飛ぶように売れている。私は持っていないが、オールドローズの美しさに惹かれた一人なので、とても共感できる。ERだけではないが、他にも華やかな種類は多々ある。敢えて、地味なものを選ぶ必要もないと思う。また、赤い色も人気がないと聞く。

3つ目、この(ここの)苗は枝ぶりが細く、よれよれである。連弾は細いシュートを伸ばすタイプなのか要観察してみたいが、いろんなホームページのアドバイスに反するような苗である。

ただ、擁護すると、フロリバンダ系で四季咲き、多花性であるところ。京都府立の植物園では大きな株立(何本かまとめて、植えているのだろうか。)になっていて、Hedges(垣根?)になっている写真を見たが、それは見事である。是非、挿し木して増やし、まとめて、植えてみたいと思ってはいる。

2013年12月12日木曜日

何にでも物語が有ると思う。 その1


時は10月後半の金曜日。

商品の入れ替えで、たまたま古い新苗が安くなっていたのだが、ラベルがあって目に付いたのは、クライミングローズのカクテル、同じくクライミングローズに分類されていた連弾、そして、アンネという名前とオレンジ色だけ覚えて帰ったバラ苗だった。

忘れないうちに、調べて見るとアンネと名の付くオレンジ色のバラはフロリバンダ、四季咲き中輪のアンネの思い出。オレンジ色のグラデーションが綺麗で、あればいいかなぁと思った。

それよりも、カクテルが良かった。なんか、一重のバラが野生的で、赤と黄色の感じがスペイン国旗をぽくて、獣避けの柑橘類の木の囲いに這わしてみたいと思ったからだ。

連弾はクライミングローズならカクテルに似ているし、買うことはこの時点で却下。日本人の作出らしいことは分かった。

カクテル狙いで、再出発。

この日のうちにアンネの思い出は売れた様子。

カクテルとどうせ売れ残るならという無駄な正義感から、ラベルなしの四季咲き中輪バラ苗の2つ買った。気分は絶好調で舞い上がりながら、帰路に着く。

張り切って植え替えた後、ラベルがないことに気が付く。

ここで大分冷静になったが、どうやたらラベル無しの四季咲き中輪バラ苗を買った時に、横にあったラベル無しのクライミングローズを手にとった模様。

舞い上がっていたので。

奈落の底に落ちる。だって、ラベル無しのクライミングローズ、一番状態も樹形も悪くて、わざわざよけたのに、一番近くにあるのを浮足立って、持って帰ったもよう。

舞い上がっていたので。

で、土曜日は予定があって、日曜日。

朝から諦められなくてカクテルを買いに行ったが、残念なことに、売り切れた模様。誰かが、売れ残った苗を棚から降ろし、横一列に並べて、比較、吟味した様子。なぜこのようなことが分かるか?自分もそうしたから。

うなだれて帰る。

その2に続く。

この時点で購入バラ。

ラベルなし四季咲き中輪バラ
そんなことも知らずに買ったが、モダンローズの1つのフロリパンダ系。FとかFLで表される。房咲きで、多花性なところが良い。アンネの思い出の可能性も。

ラベルなしつるバラ
クライミングローズ。CLと表記される。最近。やっと、葉を出す。連弾の可能性も。

2013年12月11日水曜日

うちのオールドローズ

バラって面白い。特にオールドローズ。なんか、そのバラの背景、歴史があって面白い。
素敵なホームページも発見したし、読み物として、本にして欲しいぐらい。

で、うちにある、オールドローズ。育てて、まだ、2か月ほどだが、雑感。

マダム プランティエ 
Mme. Plantier

とにかく、強健で耐病性があると、白くロゼット咲き、ポンポン咲き?に惹かれた。The Bride's Rose 花嫁のバラとも呼ばれるらしい。ちょっと、他のより、遅めに咲くこと。寒さに強いこと。10月半ばに夏の暑さが引くと、一斉に葉を出した。この葉が他のバラを含めた植物に比べ、澄んだ青緑色で美しく、すごく気に入っている。このバラ、曇り空が似合うと思う。樹形の主な報告は蔓性だが、シュラブのように自由に仕立てている人も多くいるみたい。ちょっと、野放しで、自由奔放に育ててみたいと思ったりもする。来年の冬に地植えにしたい。


レーヌ・ヴィクトリア
Reine Victoria

マダム プランティエ と全くもって違うものを選んだ結果がこれ。咲ききらない、コロンコロンな感じが良い。laは後から付けられたものだそうな。黒星病(黒点病)には、もう既になっています涙。シュラブなので、これも自由奔放に育てたいが、花が重たいので、誘引したほうが良いとの指摘も有り。


香紛蓮(コウフンレン, シャンフェンレン) /スヴニール・デリザ・ヴァルドン
 Xiang Fen Lian/Souvenir d'Elise Vardon 

コウフンレンというネーミングのほうが良い。諦めきれないかったバラで、最終的にやけくそになって買ったバラ。決め手はバラの紅葉。葉が綺麗に赤く紅葉してたので、持って帰ることにしました。バラの紅葉については改めて、分かったこといつか書きたい。四季咲きで色も形も好み。雨に濡れると開かないという情報と開くという情報。フランスでスヴニール・デリザ・ヴァルドンとして作出されたものが、中国に輸出されて、コウフンレンと名前を付けられたとか、いろんな情報が交錯している。是非、WGSして欲しい。

バラ まとめ

前回の予告どおり、バラのまとめ。と行きたいが、情報が多く不確かなこと、私自身がバラ用語に馴染んでない、系統や薔薇の形、樹形の定義が頭に入っていないので、間違った情報もあるだろう。軽い気持ちで、見て頂けらたらと思う。このページは、未完成であり、少しずつ更新できたらと思う。本日2014年4月15日、現在、花は見ておらず、ラベルやインターネットの情報のみ。2020年、アップデート中。枯れたり、行方不明のものを残そうか迷走中。


オールドローズ マダムプランティエ OR
Old Rose Rosa 'Mme. Plantier'

1835年、フランスのリヨンのローズブリーダー、プランティエ氏によって紹介された。
アルバ系とノワゼット系の交配により得られたもの?
アルバローズと言われるゆえ、白色。 
一季咲き。
花の形はロゼット咲き。
短いつる性で、背の高い、シュラブローズとの報告も。アーチに向く。
刺は少ない。
香りは強いらしい。
強健で耐病性も有るらしい。
親はRosa damascena Mill. × Rosa moschata Herrm.との報告があるが、確かではない。

参考にしたホームページ
https://www.davidaustinroses.com/english/showrose.asp?showr=557
http://www.helpmefind.com/rose/pl.php?n=2114
http://hedgerowrose.com/rose-gardening/2012/09/06/growing-madame-plantier-or-the-brides-rose/
http://www7a.biglobe.ne.jp/~josephene/salon5-1.html
http://ggrosarian.minibird.jp/?p=1729


オールドローズ 香紛蓮(コウフンレン, シャンフェンレン) /スヴニール・デリザ・ヴァルドン OR
Old Rose Rosa 'Xiang Fen Lian /Souvenir d'Elise Vardon'

1855年、Mon Marest 氏によって紹介された。
チャイナ系のバラ。ティー系とも言われる。
色はアプリコット、くすんだピンクとかクリーム。
四季咲き。
花の形はロゼット咲き。
短いシュラブで、ブッシュ状に広がるらしい。
香りは強いとあるが、多くの日本人の報告で、微香、あまり無い、ほとんど無い。

参考にしたホームページ
http://www.helpmefind.com/gardening/l.php?l=2.61643
http://www.helpmefind.com/rose/l.php?l=2.5905
http://www.engei.net/Browse.asp?ID=63228
http://allthingsplants.com/plants/view/4225/Rose-Rosa-Souvenir-dElise-Vardon/
http://www.classicroses.co.uk/products/roses/souvenir-delise-vardon/



ラベルなし四季咲き中輪バラ プレイボーイ F
Floribunda Rose Rosa 'Playboy'

葉は照り葉。

ラベルなしつるバラ カクテル CL
Climbing Rose Rosa 'Cocktail'
クライミングローズに分類されているが、親は、インディペンデンスとオレンジトライアンフで、フロリバンダローズ同士の交配によって得られている。

140514 初開花

191229    もう一個買って隣に植える。

200523 開花


参考にしたホームページ
https://www.helpmefind.com/gardening/l.php?l=2.1242&tab=1

フロリバンダ ピンク グルス アン アーヘン F
Floribunda Rose Rose 'Pink Gruss An Aachen'


デルバール ダム ドゥ シュノンソー Del


バラ その3 赤紫のバラ キングローズ

赤い花が咲く?
7枚葉や9枚葉からなる。
成長のスピードは遅い。
2013年冬に強剪定をした。

140415
ベーサルシュートをしっかり出している。
挿し木、直挿しで大丈夫そう。

キングローズ?



育て方とか参考にしているサイト


村田バラ園

http://www.davidaustinroses.com/english/Showrose.asp?Showr=233
難しく書いていているが、自分はとても好きです。つるバラの理論は面白かった。

有島 薫さん
http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_profile&target_c_member_id=141
http://arisima.blog10.fc2.com/
有島さんの育て方は自由で、自分には合っていると思って、見ています。

松尾園芸さんのスタッフブログ
http://matuoengei.blog101.fc2.com/blog-entry-1191.html
他にもたくさん良いことを書いておられるが、特に冬剪定で目からうろこだった話のリンク。2014年2月2日。

ホームセンタードイトのハウツー集のバラ。
http://doit.co.jp/howto/

2013年12月10日火曜日

好奇心旺盛にもほどがあるが。

肥料と水をやって、バラがうまく反応してくれたので、気を良くして、自分のバラが欲しくなったのが10月ごろ。

折しも各地のホームセンターでは、新苗のセール中。

ちょっと離れたお気に入りのホームセンターでは、オールドローズばっかりを売り捌く。3つほど試しに買ってみた。選んだ基準は健常、花の形も色も3種とも異なる。咲き方も1季咲き、返り咲き、四季咲きの3種類。

次の週、家からほど近いホームセンターでは投げ売りが始まった。あるものは葉を落とし、あるものはラベルもない。ひどいものは、プラスチックのポットを摘まむとムシれる(千切れる)状態で、レジのおばさんも"あらら"とつぶやくほどだった。

にもかかわらず、この(正確にはこれらの)バラを買った。

自分でも後になって、頭がおかしいんじゃないかと思うぐらいあの時はどうかしてたと思う。

だって、事前にわざわざ売り場で名前を調べて、これだと決めて買い、家に帰ったら全然違う苗。しかも、ラベル無し。ラベル無しに気が付いたのも植え替えた後。舞い上がってたと思う。

2日、悩んでやっぱりと思い買いに行ったら、数時間前に売れた模様。ご丁寧にも、棚から降ろして、横一列に並べて、比較してあった。

残り最後の2つ。気になったものだけ買おうとしたが、最後に一つだけ残ったラベルなしが気になって、連れて帰った。

これで7種類。

全てに共通するのは、

バラ接木苗の新苗。どれもヒョロヒョロで、全てもしくはほとんど葉を落とし、誰も買わない売れ残りである。

ということだ。

先人の言葉を信じ、来年は花(株のことを思いやって1つだけ?)を咲かせてみたいと思う。

まずは冬の剪定と挿し木か。

次回は恒例、バラまとめの予定。

2013年12月2日月曜日

Thanks, Nan!

先月の15日ぐらいのこと。

こちらのホームページで種をお譲りしますよと告知を見た。場所は、米国、ペンシルベニア州。在米の人は、10個ぐらいまで可能で、封筒を送ってねと。米国外の人は、2−3個までやったら送れるとのこと。

ものは試しだと思って、種をお願いしてみた。種のラインナップを見てたら、日本由来の植物も見かけられた(タデ科やジュズダマなど)ので、日本の原産の植物の種を送ろうかと問うて見ると、交換は不要とのことだった。

で、本日到着しました。



約10日で届く。実は、かなり嬉しい。


Veronicastrum virginicum 
アメリカのクガイソウで白い。採り蒔きがいいみたいので、素早く半分蒔こうかと。種、小っさ。

Filipendula ulmaria [collected from ‘Aurea’]
西洋シモツケ一種。白。西洋夏雪草、Meadowsweetとも言うらしい。親はオーレア、レモンライム色の葉だが、実生なので分からない。海外で、シモツケが改良されたと見聞きしたので、種でも行けるかと。


Trachelium caeruleum ‘Black Knight’
夕霧草の青紫。黒軸がかっこいい。これも、種、小っさ。一時期、日本でもブームがあったみたいで、種とか販売していた形跡を見たが、ホームセンター等では出会わず。手に入れることが出来て嬉しい。秋蒔きみたいで、ちょっと、出遅れるが、パラっと蒔いてみる。夏越しと、冬越しに注意。

とにかく、ご好意に感謝したい。そして、うまく育つといいなぁと思う。