2015年3月18日水曜日

ヘレボラスを見てて思ったこと。

ヘレボラスで破産とか一家離散とかしそうなぐらい、あちこちでヘレボラスを見入っている。インターネットにとどまらず、ホームセンター、植物園や公園の展示など、自分でも驚くぐらいアクティブに動いている。

あちこちで見ていてふと思うことがある。多くのヘレボラスをオークションでもネットショップでも、また、人様のブログを拝見していても、思うことがある。すべてのクリスマスローズがこちらを向いて、撮影されているということだ。こちらとは雄しべ雌しべの方から写真を撮られているということである。

正直、私もそれが当たり前だと思ってたし、現在進行形でそう思う。最近、咲いたピコティの2番花を意味も無くひっくり返して中を確認することを今朝もしたところだ。

皆さんに、萼弁の内側の色、模様、数、ネクタリーの有無を見せて頂けるし、非常に興味深い。しかしながら、地面に植えたものは、手でひっくり返さない限り、見えない。贔屓目にみても、萼弁の数や内の色は見えるので分かるが、横向きに咲くヘレボラス以外は、ほとんど見えづらい。チラリズム(古っ)の世界である。大きく言うと、蜜を採取する昆虫や20㎝ぐらい以下の生命体しかそれを自然体で認識し難い。余談だが、展示会では、目の高さや低くても胴の高さまで鉢を上げてあり、細部まで非常に見やすいように心がけておられた。

何となく私にとって、一番重要なのは萼弁のバック、要は人の目に付く外側の色や、横や斜め上から見える姿なのかなぁとふと思っている。そう思って色々見てみると、意外にも外側がキリッとした色のものが少ない。最近、赤や赤紫のもの好んで見ているが、内側が濃い色でも外側は薄ぼんやりした印象のものが多く、ちょっと残念に思ってしまう。濃い色特有のものなのかもしれない。同じように、多弁化しているものでも、横から見た時にずいぶん違う印象になるものも多くなる。

自分の納得がいく、素敵なヘレボラスが見つけられたらいいなと思う(まだ、買うつもり?)








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