正直に申し上げますが、ボロボロです。とりあえず、教科書に掲載されている病気には、ほとんどかかり、葉を落としました。また、特別何か施しているわけではないので、多くの虫の攻撃を受け、丸裸の状態になっているものもあります。夏の間のバラの様子を箇条書きで書いてみたいと思います。
何もしないかな、葉を残ししっかり大きくなっている物もあります。
その一つに香粉蓮が挙げられます。
香粉蓮は、南向き、日当たりの良い、軒下の雨の当たらないところで、鉢植えで、育てています。コンクリートの上に直接置いています。ついこの間放送された、趣味の園芸を見ていてそうなのかなぁと確信したのですが、鉢の前には樽型のプランターがあり、バラ鉢には直射日光が当たらないのが良かったみたいです。割と健康的なせいか、正確な時期は忘れましたが、7−8月初旬夏、蕾もばんばん上がってきました(秋に咲いてもらうように、摘蕾をしました)。
香粉蓮の両隣にはジャック・カルティエとアンネの思い出があります。
アンネの思い出は調子に乗って、春に花を咲かせたので、 一瞬で葉を落とし具合を悪くしました。うちにあるバラのほとんどはホームセンターの売れ残りで、何年も新苗の黒いポットの状態で維持されていたものなので、比較的手を掛けなくても育つものを中心に購入はしていますが、新苗以上のケアが必要なケースも有るみたいです。アンネの思い出はその一つかもしれません。それでも、今、新しい葉を出し、回復傾向にあります(結構気に入っているので、枯れてもらっては困る)。
ジャック・カルティエは、返り咲きだと言われていますが、特にうんともすんとも言わず、葉も落とさず、生きています。もしかしたら、肥沃すれば咲くかもなぁと睨んでいます。
野ざらしなのに、案外、強かったのが、レーヌ ヴィクトリアでした。黒星病も見られたし、葉も落としましたが、丸裸にならずに葉を残しています。
二番花を付けたのものは、ウインチェスター・キャシードラル, コーネリア, 香粉蓮, プレイボーイ, ピンク・グルス・アン・アーヘン、名無しの黄色いバラ、やはり、四季咲き性の強いものに見られます。多くのものは摘蕾しました。
マダム・プランティエは唯一、べと病にかかっています。
ノイバラ, その隣のキング, ロサ・ムンディはうどん粉病の常連です。ロサ・ムンディに限っては、手を消毒するスプレーで一枚一枚拭いてあげる事により広がるのを抑えらました。
挿し木は概ね順調に発根しています。
7月頃から少しずつ鉢増しをしました。暑くなってから、多肥にすると、苗にダメージが有るかなぁと思い、多めの赤玉土と少しの有機肥料が含まれる花と野菜の土で鉢増ししました。
鉢増しをすることによって、具合が悪くなったものはほとんど無いのですが、唯一、ピンク・グルス・アン・アーヘンはボロボロと葉を落としました。しばらく、葉がないままでしたが、先週から薄めの液肥と化成肥料をぱらっと与え始めると、新葉を伸ばし始めました。この間、たった2日です。バラが肥料が好きだということを改めて実感した例です。
病気に強いバラと言うのは、例えば、黒星病等にかかりにくいと言うのみならず、病気にかかり、葉を落としても、すぐ、回復できるものも、病気に強いバラだ言えるのでは無いかとふと思いました。
少しずつ涼しくなってきたので、四季咲きのものは、秋バラに向けて、また、一季咲きのものは、来年の春に向けて株を成長させるためのラストスパート。バラの世話を頑張りたいと思います。